所感-生きるのが苦しく感じる。
コロナの嵐に翻弄され、気づけばもう7月も終わり。本来ならば、あついはずの夏がやってくる季節だ。
演奏会にも行けず、十分に学業に励むこともままらなくなって久しいが、そんな毎日が日常となり知らず知らずのうちに自分にも少しずつ変化が起こっているようだ。
その変化というものは恐らくこの環境に適応しようとした結果なのだろうが、音楽をしていこうと決めた自分にとっては苦しいものである。
自分が以前と変わったなと思う部分は、
・心の底から笑うことがなくなった。
・楽しむことが出来なくなった。
・音楽や文学に触れた時、何も感じることが出来ない。
・何もする気になれない。
もともと私は感情表現は苦手で、一歩引いたところにいる癖があったのだが、より悪化したような感覚があり、非常に生きづらさを感じる。
昨年は芸術祭で入学時から夢見ていた舞台作品を創るという大きな目標があり、この時期は空回りするほどに熱く躍起になっていた。
そんなこともあり焦りと暗い気持ちが入り混じって、まるで心に穴が開いているように痛い。
友達と会って話すことが少ないこともあり、画面越しで見る友達はこんな状況でも精一杯頑張っているように見える。
音楽大学の学生でいられる期間の8分の1をこのような言ってしまえば「怠惰」な心持ちで過ごしてしまって良いのか?という疑問もある。
基礎ゼミに向けてTravelersの練習も始まっているが、やる気も練習意欲も絞り出せず足を引っ張ってばかりである。
あまりにも下手くそな演奏しかできず、演者の技量に大して演奏が不釣り合いすぎると日々感じている。練習しろよ自分
どうすればいいのだろうか。
何か解決できる手立てさえ見つかればいいのだが。
これを書いている今日も課題は手で数えられない程には溜まっている。
そして、こうして文字を書くことによってサボる理由を作っている自分に心底絶望している。
本当は笑ったり泣いたり、苦しみながらも楽しんで音楽に没頭するあつい夏を過ごしたい。